ネット上の「仮想世界」の標準化作業開始へ 複数の仮想世界間を自由に行き来できるかアバター君


ネット上の「仮想世界」の標準化作業開始へ
複数の仮想世界間を自由に行き来できるかアバター君


仮想世界の「セカンドライフ(Second Life)」を創造した
リンデンラボ(Linden-Research, Inc.)と、コンピュータのIBMは10日、
インターネット上に存在する様々な仮想世界間の垣根を取り払うための
作業を共同で開始することを発表した。

発表場所となったカリフォルニア州サンノゼ(San Jose)で開催され
たVirtual Worlds Expo and Conference(仮想世界展と会議)では、
仮想世界のユーザーが自分の分身として使用するアニメーションの人格、
いわゆる「アバター(avatar)」が複数の仮想世界間を自由に行き来で
複数の仮想世界間を自由に行き来方策などが話し合われた。

現在のシステムでは、アバターは最初に作られた仮想世界でしか通用
しない。

ヘアスタイル、タトゥー(入れ墨)、服装、肌の色など、ユーザーは、
自分の分身となるアバターの製作に長時間を費やし、別の仮想世界に
入った時に同じことを繰り返すのをいやがるため、仮想世界が
ユーザーの交流、宣伝、ビジネスなどの手段として可能性を十分に
発揮できない障害になっていると見られている。

仮想世界の先駆けとなったセカンドライフには現在、1000万人が登録。
過去1か月で、その10%の住人が、仮想世界を利用している。

同様に人気のある仮想世界のガイア(Gaia)は日本のアニメ
キャラクターに着想を得たもの。またエントロピア・ユニバース
(Entropia Universe)は、10年前にスウェーデンで作られた。

IBMとリンデンラボは、アバターの相互の行き来を可能にすることを
目指し、オープンソースのソフトウェアに基づく互換性の基準および
プロトコル作りを行っている。

IBMが構想する将来の「3次元インターネット」では、企業が仮想世界
を利用して、人材の募集、会合、社員のトレーニングなどを行えるよう
になることなども想定されている
| 日記
タグクラウド